東京都の青少年の自立援助ホーム、児童養護施設およびグループホームの青少年福祉センター

児童養護施設 あけの星学園

児童福祉法第41条において、児童養護施設は第一種社会福祉事業に位置づけられています。

あけの星学園について

あけの星学園

あけの星学園は、平成18年4月1日に東京都から民間移譲を受け、運営を開始しました。平成21年3月1日に、中野区に女子のグループホーム「こでまりホーム」を開設し、6人が生活しています。
法人理念である「良い子を育て、次世代の担い手を育む」に基づき、養育方針を「社会的自立が叶うよう、自分を大切にし、人から愛される子を育てる」とし、利用者の日々の養育にあたっています。
また、職員は養育方針を実現するために望まれる職員像を「子どもの手本になる生き方を追求する職員」「自分を大切にし、大切にされ、人を愛し愛される人」とし、利用者と一緒に成長できる学園を目指しています。

  • 運営方針

    法人理念に基づいて、全職員が協働し、高年齢児童の自立支援を行う

  • 今年度の重点課題

    1.職員は、安心・安全を守るため、子どもの衣食住を整える
    2.職員は、組織の一員として自分の役割に向き合い、実践する

施設概要

所在地
  • 本園: 東京都新宿区中落合1-7-1  【MAP】
  • こでまりホーム
電話番号 本園:03-3954-8690
入所定員 20名(内訳:本園14名 2階男子7名/3階女子7名 こでまりホーム女子6名)
職員構成及び業務内容園長1名学園の運営全般を掌理し、外部及び法人理事会に対して施設を代表する。また利用者本位の考え方を基本に所属職員を指揮監督する
家庭支援専門相談員1名関係機関と連携し、保護者との連絡調整を行い、家庭復帰や親子関係の再構築を図れるよう支援する
個別対応職員1名個別の養護が必要とされる利用者への対応を行う
自立支援担当職員1名入所中の自立に向けた支援から退所後のアフターケアまで総合的な支援を行う
心理療法担当職員1名心理療法や生活場面面接を実施し、利用者の心理面のケアを行う
児童指導員9名保護者や関係機関と連絡調整を行い、利用者の日常生活全般を支援する
児童精神科医1名 職員への支援技術の援助及び指導、生活場面での利用者の観察及び職員へのコンサルテーション等を行う
栄養士1名献立の作成、職員への栄養に関する知識の向上などの指導、その他利用者の食生活に関することの支援を行う
調理員4名 食事の調理、食育の推進、その他児童の食生活に関することの支援を行う
事務員1名 庶務及び会計事務を行う
嘱託医1名利用者及び職員の健康診断、保健衛生指導、診察に関することを行う
建物構造 本園:鉄筋コンクリート造3階建て
こでまりホーム:木造2階建て
建物面積 本園:2070㎡
こでまりホーム:119.8㎡
避難所
  • 本園:落合第一小学校 【MAP】
  • こでまりホーム:明治大学付属中野中学・高等学校 【MAP】
BCP作成済み

アクセス

生活の様子

  • 心理室

    心理室

    学園では心理療法担当職員が定期的に心理面接を行っています。
    利用者がリラックスして話しができるよう、様々な工夫がされています。

  • 女子フロアリビング

    女子フロアリビング

    テレビを見たり、ゲームをしたり利用者が自由な時間を過ごせる共有スペースです。
    Wi-fi環境が整備されており、インターネット検索が可能です。

  • 男子フロアリビング

    男子フロアリビング

    テレビを見たり、ゲームをしたり利用者が自由な時間を過ごせる共有スペースです。
    Wi-fi環境が整備されており、インターネット検索が可能です。

  • キッチンから男子フロアリビングを望む

    キッチンから男子フロアリビングを望む

  • 女子、男子フロアダイニング

    女子、男子フロアダイニング

    利用者と職員が揃って1日の出来事を話しながら食事をします。
    誕生日会や季節の行事等も行っています。

  • キッチン

    キッチン

    対面キッチンで利用者の様子を見ながら調理しています。栄養士がバランスの取れたメニューを考え、調理員が美味しい食事を提供しています。

  • 事務所

    事務所

    職員が引継ぎや事務作業をしています。
    全体の引継ぎの後、フロア毎に詳細な引継ぎを行っています。

  • 居室

    居室

    勉強机、クローゼット、ベッドが備えられています。
    自分の使いやすいようにレイアウトして生活しています。

  • 自活訓練棟

    自活訓練棟

    自立の近い利用者が1人暮らしの体験をするために使用します。
    栄養、金銭、時間管理などを1人で行い、自立に向けた準備をします。

  • こでまりホーム事務所

    こでまりホーム事務所

    こでまりホームは、こでまりの花に由来して名づけられました。こでまりの花言葉には「伸びゆく姿・品位・努力」とあり、「成長するもの同志が品位を培い、努力し、共に成長していく姿」という願いが込められています。

  • こでまりホームリビング

    こでまりホームリビング

    家庭的な雰囲気の中で揃って食事をします。
    行事の際はホーム内を飾りつけし、職員は季節を感じられる料理の提供をしています。

  • たけのこ掘り

    たけのこ掘り

    本園には、小さな裏山があります。春にはたけのこが生えてくるので、時期になると職員が子どもと一緒に、たけのこ掘りをしています。採れたたけのこは、その日のうちに食卓にのぼります。

  • こでまりホーム外観

    こでまりホーム外観

  • 心理室
  • 女子フロアリビング
  • 男子フロアリビング
  • キッチンから男子フロアリビングを望む
  • 女子、男子フロアダイニング
  • キッチン
  • 事務所
  • 居室
  • 自活訓練棟
  • こでまりホーム事務所
  • こでまりホームリビング
  • たけのこ掘り
  • こでまりホーム外観

一日の流れ

利用者の権利擁護

あけの星学園では、年に1回児童に向けて利用者の権利ノートの説明を行っています。利用者が分かりやすいように、パワーポイントで作成したものをスライドショーで映し、興味を持てるよう工夫しています。その際に学園での苦情解決体制の説明を同時に行っています。また、職員に対しても学園内や外部スーパーバイザーによる研修を実施し、利用者の権利擁護に対する意識向上に取り組んでいます。

  • 職員に対する取組み

    1.全国児童養護施設協議会の「児童養護施設における人権擁護のためのチェックリスト(職員版)」、「児童養護施設における人権擁護のためのチェックリスト(施設版)」の実施

    2.当法人、全国自立援助ホーム協議会、東京都社会福祉協議会児童部会の倫理綱領の唱和

    3.園内にて、権利擁護に関する研修の実施

    4.引き継ぎ等におけるOJTの実施

  • 児童に対する取組み

    1.月2回、苦情受付担当職員が意見箱を開封確認する。口頭による苦情申立ては随時受け付ける。

    2.苦情受付担当職員が毎月の園生ミーティングへの苦情解決第三者委員の出席、並びに新規児童への面談調整を行う。

    3.年2回、苦情解決第三者委員会を開催する。

  • 苦情解決の体制

    苦情解決に対する当施設の体制については、フローチャート(pdfファイル)をダウンロードしてご確認いただけます。

    ●苦情解決の体制フローチャート(pdfファイル)

    ●権利擁護についての取り組み(pdfファイル)