東京都の青少年の自立援助ホーム、児童養護施設およびグループホームの青少年福祉センター

自立援助ホーム おうぎ寮

義務教育終了後、何らかの理由で家庭にいられなくなった、または児童養護施設等を退所したことで、働かざるを得なくなった、原則として15歳~20歳までの青少年たちが暮らすところです。利用者は職員とともに生活しながら、社会で生きていくための準備をします。

おうぎ寮について

おうぎ寮

自立援助ホームおうぎ寮は、義務教育終了後、児童養護施設、児童自立支援施設などを退所し、就職する青少年に対して、生活指導・就職指導・相談援助・生活支援を行い、家庭的雰囲気のなかで子どもたちの「心の自立」も含めた社会的自立をめざすところです。
自立援助ホームが求められている役割は何かを日々問いながら、たゆまぬ前進を考えております。

  • 運営方針

    信頼できる人間関係の構築と個々の存在の尊重を図る

  • 今年度の重点課題

    1.家庭的な支援を行い、個別対応を生かした支援を通し、信頼できる人間関係を構築する
    2.就学や進学、資格取得を推奨し、自立後の生活の見通しが立てられるよう支援する
    3.職員体制の基盤の再構築を図りつつ、安定した運営と経営を行う

  • 職員との関わり

    1.働いて自立へ向けての貯金をしよう。
    2.無断外出、外泊はしない
    3.携帯電話は条件が整えば持つことができますが、制限されることもあります。
    4.リビング、食堂、風呂、トイレなどの共用スペースは特に清潔を心がけよう。
    5.寮生同士の貸し借りはトラブルの原因となるのでやめましょう。
    ※大切な事は他の人に迷惑をかけない事です

  • 入寮期間

    入寮期間については寮生一人ひとりに違いがあり、一律には決めておりませんが、卒寮については寮生の意向を尊重しながら、かつ自立の進み具合をみて決めていきます。

  • 費用

    居住費・食費・水道代・光熱費・風呂代など、月3万円を寮費として納入していただきます。

施設概要

所在地 東京都足立区扇1-12-20  【MAP】
電話番号 03-3898-6054
入所定員 6名
職員構成及び業務内容寮長1名寮の運営全般を掌理し、外部及び法人理事会に対して施設を代表する。また、自立支援を基本に所属職員を指導監督する。
自立支援担当職員1名利用者の自立に向けた支援から退所後のアフターケアまでの総合的な支援を行う。
児童指導員3名保護者や関係機関との連絡調整、調理等を行い、利用者の生活全般の支援を行う。
建物構造 木造アルミニューム板葺平屋建
建物面積 敷地面積:710.61㎡
建物面積:153.41㎡
避難所

アクセス

生活の様子

  • リビング

    リビング

    平屋建てのため、寮全体を見渡せるリビングです。床暖房が付いています。

  • キッチン・食堂

    キッチン・食堂

    対面キッチンによる会話で、より家庭的に関りがもてます。

  • 利用者居室

    利用者居室

    ベット、机、タンス、ハンガーラックが備え付け。一人部屋で安心のスペース。

  • 天窓

    天窓

    天窓からの日差しが明るく、気持ちいいです。

  • リビング
  • キッチン・食堂
  • 利用者居室
  • 天窓

利用者の権利擁護

当施設では、児童一人ひとりを権利のある主体として捉え、養育・支援に当たっています。児童は、それぞれに生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利を持っています。児童へ権利について説明すると共に、ルールを守って行動する義務についても説明しています。

  • 職員に対する取組み

    1.全国児童養護施設協議会の「児童養護施設における人権擁護のためのチェックリスト(職員版)」を実施。

    2.当施設、全国自立援助ホーム協議会、東京都社会福祉協議会児童部会の倫理綱領の唱和

    3.権利擁護研修への参加

    4.引き継ぎにおけるOJTの実施

  • 利用者に対する取組み

    1.入寮の際、担当福祉司より権利ノートの説明、職員より意見箱と苦情解決委員についての説明

    2.年に1度権利擁護に関する勉強会を寮生ミーティングにて実施

  • 苦情解決の体制

    苦情解決に対する当施設の体制については、フローチャート(pdfファイル)をダウンロードしてご確認いただけます。

    ●苦情解決の体制フローチャート(pdfファイル)

施設からのお便り