不審者講習を実施しました

令和6年2月21日、西新井警察署の方にお越しいただき、不審者講習を実施しました。

講習では実際に刃物を持った不審者が侵入してくる場面を想定し、実地の対応訓練を行った後、さすまたの使い方など護身術の講習を受けました。

 

  

 

実地の対応訓練では、刃物を持った不審者が侵入してきた場合の対応方法、通報、身の守り方などを教わりました。

「〇〇さんはいるか?」と聞かれても絶対に答えない(こちらの情報は教えない)、身を守るための道具(バインダー、箒、モップ、ノートパソコンなど)は相手に投げつけない(投げてしまうと刃物を防ぐ道具が無くなる)、不審者かどうかは自分の基準で良いから素早く判断し通報する(迷っている間に被害が出る)、不審者がいることを周りに知らせるときは刃物を持っているといった情報も伝えるなど、実践的なアドバイスをいただき、皆真剣に聞き入っていました。

 

  

 

次に、さすまた等の効果的な使い方を学びました。

両手の間隔を開けて持つと力を入れることができるが、不審者側に持ち手が近いと、手を刃物で切り付けられる恐れがあること。

パイプ椅子は椅子が閉じで手が挟まる危険があるので注意して使うことなどを教わりました。

 

  

 

護身術の講習では、手首を掴まれたとき、首を掴まれたときに、力を使わず相手を振りほどく方法を学びました。

実際に職員同士がペアになって行ったところ、力に頼らなくても簡単に振りほどくことができ、驚いていました。

 

今回の不審者講習を通して、いついかなる時に現れるかもしれない不審者に日ごろから備えることの大切さを皆で学びました。

最後になりますが、お忙しい中、講習の実施に当たり、具体的な助言、ご指導をして下さった西新井警察署担当者の方に心より感謝申し上げます。