扇地区合同防災訓練を行いました

令和4年7月21日に扇地区防災合同訓練を行いました。

今回は足立区災害対策課の方に来ていただき、起震車と煙テントを体験しました。

 

利用者・職員合わせて30人以上が参加しました。

皆で起震車の説明を受けています。(起震車は「震太くん」というそうです)

 

実際に起震車へ乗るところです。

震度7の揺れに悲鳴が上がることもありました!

テーブルが固定されていたから揺れに耐えられましたが、固定されていない事務所の机や家のテーブルだったら・隣に本棚があったら…と思うと

非常に恐ろしく、対策の必要性を改めて感じました。

 

煙テントも説明を受けてから体験です。

姿勢を低く保ちながら進みますが、自分の動きで煙の少ない下部まで煙が周ってくることも。

火による熱さが無い分、視界の悪さを冷静に体験できました。

 

終了後のアンケートより抜粋

・想像以上の煙や揺れで、同時に発生するとますどちらに集中して取り組めばいいか、同時に意識して行えるか不安になった。

・震度7の場合は立っていられない状況で、火災が発生した場合は死に至ると感じた。

・起震車は外から見ているのと実際に乗って体験するのでは大きく違い、震度5~7の揺れの大きさに驚いた。煙は方向感覚がなくなるだけでなく、迷ってパニックになったり有毒の煙なら本当に恐ろしく、恐怖を感じる。

・起震車画面に家具が倒れてくる映像が映し出されるのを見て、安全対策の見直しが必要と考えた。

 

揺れや煙を実際に全身で感じ、恐怖や不安を覚えた人が多くいました。

アンケートを読むと訓練の意図がしっかりと伝わっていることがわかり、毎月行っている避難訓練もより一層充実すると感じます。

防災への意識が更に高まった一日になりました。

末筆になりますが、強い日差しの中でたくさん汗をかきながら、テントの組立や起震車の準備をしてくださり、安全に体験できるようご説明・ご配慮いただいた足立区災害対策課の皆様に、心から感謝申し上げます。