東京都の青少年の自立援助ホーム、児童養護施設およびグループホームの青少年福祉センター

自立援助ホーム 長谷場新宿寮

児童福祉法第6条の3、同法33条の6において、児童自立援助事業として、第2種社会福祉事業に位置付けられています。

長谷場新宿寮について

長谷場新宿寮

自立援助ホーム長谷場新宿寮は、義務教育終了後、児童養護施設、児童自立支援施設などを退所し、就職する青少年や家庭から援助を得られない青少年に対して、生活面・就労面において相談に乗り、社会的自立の支援をします。
※対象は義務教育を終え、就労を希望し社会的な自立をするために援助を必要とする青少年。

  • 運営方針

    利用者の安心安全を第一とし入所からアフターケアまでの一貫(連続)した支援の中で最善の社会的自立を目指す

  • 今年度の重点課題

    1.利用者の安心安全に配慮し、生活支援を中心とした自立につながる支援を行う
    2.人材の育成、定着に向けて、職員の資質向上とチーム力強化に取り組む

  • 生活について

    一人一人の勤務時間によって、生活時間に違いがあります。基本的には朝から夕方の時間帯で就労し、起床~就寝、食事のリズムを整えていく中で、自立後も仕事を続けられる生活習慣を身に着けていきます。
    また、年間をとおして夏冬の一泊旅行や日帰りの行事、地域の体育館を利用してのスポーツなどをとおして、さまざまな経験をし、リフレッシュの機会をつくっています。

  • 職員の関わり

    就労し自立を目指すという共通の目的と、寮生それぞれの目標が達成できるよう、サポートをしています。
    自立を目指す道は平らではありません。寮生たちがさまざまな事情はあっても自ら決めて入寮した、という初心を大切にし、共同生活をとおして他者への配慮や社会で求められる現実と共に向き合いながら、自立したあとも必要な時に気軽に帰って来られる関係づくりを心掛けています。

  • 入寮期間

    寮生一人ひとりによって異なります。一律に期間を決めていませんが、それぞれの目標と自立の進み具合や寮生の意向を尊重し期間を設定しています。

  • 費用

    月3万円を寮費として、働いて得た給料から納入していただきます。

施設概要

所在地 東京都足立区扇1-12-20  【MAP】
電話番号 03-6803-1697
入所定員 15名
職員構成及び業務内容寮長1名寮の運営全般を掌理し、外部及び法人理事会に対して施設を代表する。また、自立支援を基本に所属職員を指導監督する。
自立支援担当職員1名利用者の自立に向けた支援から退所後のアフターケアまでの総合的な支援を行う。
児童指導員5名保護者や関係機関との連絡調整、調理等を行い、利用者の生活全般の支援を行う。
建物構造 鉄筋コンクリート造陸屋根3階建
建物面積 敷地面積:899.02㎡
建物面積:755.28㎡
避難所 BCP作成済み

アクセス

●施設までの順路をご案内(pdf)

順路案内図はこちら

生活の様子

  • 寮生居室①

    寮生居室①

    1人部屋です。
    ベッド、布団、クローゼットが備えつけになっています。奥には勉強もできるスペースも作ってあります。

  • 寮生居室①
  • 寮生居室②
  • 厨房
  • 事務所①
  • 事務所②

利用者の権利擁護

当施設では、利用者一人ひとりを権利のある主体として捉え、養育・支援に当たっています。利用者は、それぞれに生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利を持っています。児童へ権利について説明すると共に、他者への配慮やルールを守って行動する大切さについても説明しています。

  • 職員に対する取組み

    1.全国児童養護施設協議会の「児童養護施設における人権擁護のためのチェックリスト(職員版)」を実施。

    2.当法人、全国自立援助ホーム協議会、東京都社会福祉協議会児童部会の倫理綱領の唱和

    3.権利擁護研修への参加

    4.OJTの実施

  • 利用者に対する取組み

    1.入寮の際、担当福祉司より権利ノートの説明、職員より意見箱と苦情解決委員についての説明

    2.年に1度権利に関する勉強会を寮生ミーティングにて実施

    3.意見表明の場として月に1度寮生ミーティングを開催

  • 苦情解決の体制

    苦情解決に対する当施設の体制については、フローチャート(pdfファイル)をダウンロードしてご確認いただけます。

    ●苦情解決の体制フローチャート(pdfファイル)